車検を自分でやって安く済ませる方法

2年に1回ある車の車検。ディーラーや車検専門店で依頼することが多いと思いますが、これを自分でやることで、10万はかかる費用がかなり安くなりなります。「ユーザー車検」と言われます。書面だけで実際は車検しない「ペーパー車検」（違法行為）とは違います(笑)

私は「車検 | 車検と車の手続き案内センター」を参考にして進めたのですが、非常にスムーズにいきました。

私は練馬の陸運支局に行き、総所要時間2時間程度、費用6万円ちょっとで済みました。
メモ程度ですがまとめてみましたので、参考になれば幸いです。

車の状態を確認し直しておく
- そもそもの話ですが、車検上問題があると車検に通りませんので、事前に確認をしておきます。
- 確認のポイントはこちら（自動車の外観・内装のチェックポイント）をご参考ください。
事前に必要書類を揃える。2の予約に車検証の情報が必要です。
- 現在有効な車検証
- 自動車損害賠償責任保険証明書（現在のもの）
- 自動車税納税証明書（継続検査用）
  - 次の場合は省略可能で、大体の人はなくても問題ありません。「自動車税を滞納していない」「自動車税を納付してから、3週間は経過している」
運輸支局の予約をする
- 自動車検査インターネット予約システム（国土交通省）
  - 会員登録し、最寄りの運輸支局を予約します。平日しか車検を受けることができないので注意です。
  - 予約なしでも当日受けれる場合もありますが、予約しておいたほうが良いです（私は、予約時間よりも前に入れてもらい、かなり早くに終わらせることができました）
予備検査場（テスター屋）で事前にチェックする
- 運輸支局周辺には、予備検査場（テスター屋）と言われるクルマの事前チェックと微修正をしてくれる業者さんがある場合が多いです。練馬の運輸支局周辺にもいくつか存在します。
- 私が行ったところでは、ヘッドライトの検査と調整をしてもらいました。その他にはタイヤのサイドスリップやブレーキ、スピードメーターなども見てくれるところもあるそうです。
- ただ、ここで大きな問題が分かっても完全に治してくれることはできないので、事前に車の状態はチェックしておいたほうが良いと思います。
- 相場は2,000円~3,000円程度です。
車検直前に必要書類を行政書士の代書屋で調達し、記載してもらう
- 自分で購入し、記載することもできますが、慣れている行政書士にお願いしたほうが安心ですし、楽です。練馬の運輸支局の周りには行政書士さんがたくさんいるので、そこでお願いしました。費用は、継続検査の書類作成費用2,000円、検査登録印紙代1,800円、自賠責25,830円でした。金額は車種など諸条件で変わると思いますので参考程度に。
- 調達・記載してもらうもの
  - 継続検査申請書
  - 自動車損害賠償責任保険証明書（新しいもの）
運輸支局で必要な書類を提出の上、書類を受け取り検査準備を進める
- 納税のコーナーで自動車税を支払い、「自動車重量税納付書」を入手します
  - 自動車税は車種や年式等により異なります（私は古い車だったので3万以上かかりました…）
  - 練馬の陸運支局は入って右手の建物です。いくつか窓口があってわかりにくいと思うので、窓口の人に聞いてみてください。
- 窓口に自動車重量税納付書と4でそろえた書類一式を提出し、「自動車検査票」をもらいます
  - 練馬の運輸支局は入って左手の建物の入り口すぐです。
  - 初めて自分車検を受けることを伝えて、どこに行ったらいいかを確認しておきます
車検を受ける
- 車検場は1列のコースを通り、途中のポイントごとに検査をして進みます。
- コースの流れは、こちら（検査コース（車検場）の流れ）がとても分かりやすいですので、ぜひ、ご参考ください。
- 練馬の運輸支局では、コースの最後で書類一式を渡した後に検査合格の押印をされた「自動車検査票」をもらいました
新しい車検証と検査票ステッカーを受け取る
- 受付に検査合格の押印をされた「自動車検査票」を提出し、「新しい車検証」と「検査票ステッカー」を受け取ります。
- 車検証は保管します
- フロントガラスの検査票ステッカーを張り替える