書評「経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由」
エーワン精密の創業者であり、取締役相談役でもある梅原氏の著書。
エーワン精密を立ち上げるに至った経緯と思い、経営とどういったものと考えているかといったことが書かれている。
以下、書評というかメモ。
- 短納期、小ロットでも対応してくれるということが、困っているお客=仕事を呼びこみ、信頼を得れば次に繋がる発展へ
- 当日のうちに7割を出荷
- というのは素晴らしいが、製造業やサービス業でなければ難しい
- 自前の販売網を持つ
- 当日のうちに7割を出荷
- 市場や世の中の動きの先の先を読み、今に妥協せずに次の手を考える
- 絶頂期には次の一手を考える
- 一旦やると決めたら躊躇しない
- 経営者は夢を語るロマンチストでなければ人は動かせない
- 素人だからこそ動き出せる
- ITや組織・会議体に精神的に頼らず、「創意工夫」で業務改善を目指す
- 組織をフラットにし、会議体などもシンプルに。労務管理も社員を信じることで管理し過ぎない
- エーワン精密の組織のなさや労務管理のある種のずさんさは問題に成る可能性もありそう
- ただし、さぼる社員がいるのは社長に問題がある
- 社長を見てそれが許されるからサボる社員が出てくる