Crusial SSDでのエラー時の対応
前回の記事でVAIO S13 Mk2のSSDを換装したところ、「Crucial製のSSD由来と思われるエラー(起動後数分でドライブ使用率が100%になって動かかなくなる)」が発生するようになったと記載しましたが、具体的には以下のような症状です。
- 問題なくPCが立ち上がる
- しかし、5~10分経過するとストレージの使用率が突然100%になってしまってアプリケーションが動かなくなる(タスクマネージャーで確認可能)
- PCを再起動しなければならないが、再起動後も5~10分経過すると2の症状になる
というものです。
この原因は、どうやら、VAIO S13 mk2とCrucial製のSSD、クローンソフト「EaseUS Todo Backup Free」との相性によるもののようで、以下の対応をとることで解決しました。
クローンソフトに「EaseUS Todo Backup Free」を使っていない方も、クローンソフトのアンインストールを試してみてください。
- レジストリを書き換える
- クローンソフト「EaseUS Todo Backup Free」をアンインストール
対応について、こちらのブログ「SSD 換装で、大コケにコケた話。」を参考にしました。というか、今回のトラブル対応、ほとんどこちらのブログにお世話になりましたので、本当に感謝です。
その中で、「私の場合は」ということで2点に絞ってご紹介します。
以下、詳細な手順です。
1.レジストリを書き換える
Windows Registry Editor Version 5.00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStorV]“ErrorControl”=dword:00000000[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStorV\StartOverride]“0”=dword:00000000[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci]“ErrorControl”=dword:00000000[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\Controller0]“DipmEnabled”=hex:00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\Controller1]“DipmEnabled”=hex:00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\Controller2]“DipmEnabled”=hex:00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\Controller3]“DipmEnabled”=hex:00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\StartOverride]“0”=dword:00000000
2.「EaseUS Todo Backup Free」をアンインストール
そのまま、クローンソフト「EaseUS Todo Backup Free」をアンインストールします。
先にも書きましたが、「EaseUS Todo Backup Free」を使っていない方も、クローンソフトのアンインストールを試してみてください。PCが裏で動かしているサービスがバッティングしているケースがあるようです。
この2点で私は解決しました。
が、この2点だというところに行きつくまでに、「SSD 換装で、大コケにコケた話。」の記事のほか、海外の掲示板なども読み込んだりと、かなり(半日以上…)の試行錯誤をしました。
同じような症状でお困りの方の解決の一助になれば幸いです。
余談ですが、CrucialのSSDを利用している方は、Crucial SSD Executiveを入れておくべきだと思います。SSDが最適化されて、めっちゃ速くなります。 🙂
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