書籍「何があっても、だから良かった 人間を磨き、格を高める経営」



何があっても、だから良かった 人間を磨き、格を高める経営

紳士服で有名なAOKIのAoki Holdings 青木 擴憲氏の自叙伝的なビジネスの自己啓発書。
かなりの高齢なので少し独特の語調なのがとっつきにくい部分があるが、1ページに1テーマで書かれており、内容は仕事に対する心構えが主なところ。
時々、戦略立案と実行における具体的な方法論やTIPSが書かれていて、面白い。

時系列がバラバラに、零細企業時代から中堅企業、大企業時代までいろいろなステージでの話が散りばめられているが、それぞれステージでの学びが多くあり、青木氏の学びの姿勢に感服する。

AOKIといえば紳士服の会社だと思っていたが、いつの間にかAoki Holdingsとしてカラオケやネットカフェ、ブライダル事業などにも進出し、成功していたとは知らなかった。『企業参謀』(著:稲田 将人 )のモデルにもなっていると聞いているが、『企業参謀』に描かれたであろう当時の業績・姿から落ちることなく、成長しているようで素晴らしい。


何があっても、だから良かった 人間を磨き、格を高める経営

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